医薬品メーカーや化粧品メーカーが製品を作る際に使用する、開発原料、製造原料、分析用の試薬を提供しています。
試薬を扱う当社の強みを活かし、お客様の研究開発初期段階からパートナーとして情報を共有することで、さまざまなニーズに応えられる原材料開発や分析用試薬の製品化が実現しています。また、医薬品原薬の合成方法開発ではノーベル化学賞を受賞した野依良治先生を始め、各大学の先生方が発明された触媒法や金属カップリング合成法を応用し、新たな製法を使用して製造工程の簡略化を行なうことでコスト低減提案を行ない他社にはない特殊な技術で差別化を図っています。また、医薬品原薬の安定供給に対応して従来の草加工場に加え岩手に新たに医薬品工場を稼働させました。

海外規格対応をも含めた、医薬品、化粧品メーカーの研究開発を支える

国内医薬品メーカーの海外進出が加速しているなか、関東化学ではアメリカやヨーロッパ等の薬局方に定められた規格を満たした試薬の提供も行っており、海外規格に対応した試薬メーカーとして、製薬メーカー、化粧品メーカーの海外展開に貢献しています。
また、国内の高齢化社会が進むなかで、それに伴う医薬品に対するニーズが多様化することが予想され、関東化学はさまざまなニーズに応えられるよう、お客様と共に新製品の開発に力を入れております。

平成28年9月に岩手工場内に医薬GMP工場を新たに稼働させ当社ジェネリック原薬の安定供給を含め、医薬品受託業務の円滑化とBCPの対応を図りました。