食品の加工・保存に用いられる食品添加物。卵、小麦、乳をはじめとする特定原材料などのアレルギー検査キット、品質管理に使用される試薬、微生物培地など、食の安全、安心を守るためのさまざまな製品を食品会社や食品検査センターに提供しています。
昨今、農産物や加工食品のボーダーレス化、細菌、ノロウイルスによる食中毒、そして食品の偽造など、食の安全を求める声は高まり、品質管理ではより厳しい対策が求められています。関東化学では農薬や有害物質の測定はもとより、食品微生物検査の国際標準化、HACCP対応の支援、遺伝子組み換え食品の確認試験、品種判定等、新たな分野への試みも進めています。
関東化学では食品添加物を1970年代から扱っており、中でも粉ミルク等の、カルシウムや鉄等の補強に使われている「無機塩類」は高いシェアを誇ります。
関東化学ではこれらの製品を食品衛生法で定められた基準を満たす自社工場で製造しています。試薬で培った技術を活かして微量の不純物も分析することができるため、安全な食品添加物の提供を実現しています。また、食品に混入している微生物の分析や、残留農薬の分析、アレルギー分析など、品質管理に必要な試薬の提供にも力を入れています。