新製品情報 2023年8月


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核酸合成用試薬

核酸を基本骨格としている核酸医薬品は、次世代の医薬品として近年高い期待が寄せられており、今後大きく成長する分野であると予測されております。この核酸を合成する方法として最も主流であるのが、自動合成装置を使用する「ホスホロアミダイト法(固相合成法)」です。ホスホロアミダイト法では「脱保護」「カップリング」「キャッピング」「酸化 or 硫化」の4つの反応を繰り返し行い、目的の鎖長の核酸を合成します。

製品番号 製品名 規格 包装 価格(¥)
05862-33 ビス(フェニルアセチル)ジスルフィド 核酸合成用 25 g 20,000
調製液

濃硫酸は強力な脱水作用をもつ酸化剤であり、溶解熱も大きいため調製の際は取り扱いに十分注意する必要があります。本品は調製済みであるため、調製の際の危険性や手間を省く製品となります。
硫酸(1+1)、硫酸(1+9)はJIS K0102の工場排水試験法で使用される他、金属のメッキ処理前の酸洗浄でも使用可能な汎用性の高い調製液です。

製品番号 製品名 規格 包装 価格(¥)
37928-76 硫酸(1+1)   3 L 7,500
37934-76 硫酸(1+9)   3 L 5,300
環境分析用標準品

紫外線吸収剤は主に自動車塗料やプラスチック製品の添加剤として用いられ、紫外線による製品劣化や変色を防ぐ性質を有しています。一方で、生体蓄積性や難分解性を持つため、国際的に規制に向けて動き始めています。紫外線吸収剤の一種であるUV-328は2022年に開催された残留性有機汚染物質検討委員会第18回会合においてストックホルム条約上の廃絶対象物質(附属書A)への追加が決定されました。また、UV-328を含む4種類の紫外線吸収剤(UV-320、UV-327、UV-350)はREACH規則における認可対象物質リスト(附属書ⅩⅣ)に追加されています。

製品番号 製品名 規格 包装 価格(¥)
49913-33 2-(2H-ベンゾトリアゾール-2-イル)-4,6-ジ-tert-ペンチルフェノール標準品
(別名:UV-328標準品)
環境分析用 50 mg 40,000
49913-89 2,4-ジ-tert-ブチル-6-(5-クロロ-2H-ベンゾトリアゾール-2-イル)フェノール標準品
(別名:UV-327標準品)
環境分析用 50 mg 35,000
49913-90 2-(3-sec-ブチル-5-tert-ブチル-2-ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール標準品
(別名:UV-350標準品)
環境分析用 10 mg 66,000
環境分析用標準品

塩素化パラフィンはアルカンに塩素を置換させた物質の総称で、炭素数が10から13のものを短鎖塩素化パラフィン(SCCP)、炭素数が14から17のものを中鎖塩素化パラフィン(MCCP)、炭素数が18以上のものを長鎖塩素化パラフィン(LCCP)と呼称します。既に短鎖塩素化パラフィンは残留有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPs条約)の規制対象物質に指定されておりますが、近年中鎖塩素化パラフィンもPOPs条約において新たな規制対象の候補となっております。また、欧州の有害物質使用制限指令(RoHS指令)においても中鎖塩素化パラフィンは規制候補として議論されており、短鎖塩素化パラフィンと炭素鎖が異なる塩素化パラフィンも規制強化の傾向にあります。
塩素化パラフィンは難燃剤や塩化ビニルの可塑剤として使用され、また塩素化パラフィンの環境中モニタリングやリスク評価の研究も進められております。

製品番号 製品名 規格 包装 価格(¥)
49913-46 塩化パラフィンC14 40%Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-47 塩化パラフィンC14 45%Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-48 塩化パラフィンC14 52% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-49 塩化パラフィンC14 55% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-50 塩化パラフィンC14 60% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-51 塩化パラフィンC14 65% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-52 塩化パラフィンC14 70% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-53 塩化パラフィンC15 39.1% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-54 塩化パラフィンC15 45% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-55 塩化パラフィンC15 50% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-56 塩化パラフィンC15 55% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-57 塩化パラフィンC15 60% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-58 塩化パラフィンC15 65% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-59 塩化パラフィンC15 70% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-60 塩化パラフィンC16 38.7% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-61 塩化パラフィンC16 45% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-62 塩化パラフィンC16 50% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-63 塩化パラフィンC16 55% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-64 塩化パラフィンC16 60% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-65 塩化パラフィンC16 65% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-66 塩化パラフィンC16 68.3% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-67 塩化パラフィンC17 38.2% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-68 塩化パラフィンC17 45% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-69 塩化パラフィンC17 50% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-70 塩化パラフィンC17 55% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-71 塩化パラフィンC17 60% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-72 塩化パラフィンC17 65% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-73 塩化パラフィンC17 70% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-74 塩化パラフィンC18 40% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-75 塩化パラフィンC18 50% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-76 塩化パラフィンC18 60% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-77 塩化パラフィンC19 40% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-78 塩化パラフィンC19 51.2% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-79 塩化パラフィンC19 60% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-80 塩化パラフィンC20 40% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-81 塩化パラフィンC20 50% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-82 塩化パラフィンC21 48.3% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-83 塩化パラフィンC21 41.1% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-84 塩化パラフィンC22 36% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-85 塩化パラフィンC22 50% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-86 塩化パラフィンC24 37% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
49913-87 塩化パラフィンC24 46% Cl 標準液 環境分析用 1mL 60,000
環境・食品分析用標準品

食品の着色を目的として使用される着色料は食品添加物として取り扱われます。化学合成された合成着色料の一部には発がんのおそれが指摘されており、食品衛生法によって使用可能な成分が指定されております。また、化粧品においても「医薬品等に使用することができるタール色素を定める省令」によって使用可能な着色料が定められております。
着色料の使用は国・地域ごとに定義、使用基準、規制状況が異なっており、輸入した製品の中には日本では認可されていない着色料が含まれている可能性があります。そのため、検疫所や厚生労働省の指定する登録検査機関では輸入製品の成分分析が実施され、全国の衛生研究所では分析・試験法の研究が行われております。

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