PFAS試験用試薬
現在、日本では飲料水として利用される水道水や、河川・海域等の公共用水域及び地下水について、PFOSとPFOAの暫定目標値・指針値が定められています。しかし、全国各地でPFASの検出事例が報告され、目標値の見直しや対策について議論されています。
一桁pptレベルの極微量PFASを分析するにあたり、濃縮による前処理は必須となり、抽出溶媒もこれまで以上の品位が求められます。この度、弊社ではPFAS含量低減を目的に製造工程を改良し、極微量のPFAS含量を保証した「PFAS試験用 メタノール」を発売いたしました。

| 製品コード | 製品名 | 規格 | 包装 |
|---|---|---|---|
| 26109-79 | メタノール | PFAS試験用 | 1L |
PFAS試験用製品 規格項目
| 規格項目 | 規格値 | |
|---|---|---|
| 純度 (GC) | 99.8%以上 | |
| 外観 |
無色澄明 |
|
| 密度 (20 ℃) | 0.791~0.793 g/mL | |
| 屈折率 | 1.327~1.330 | |
| 水分 | 0.05%以下 | |
| 不揮発物 | 5ppm以下 | |
| 酸(HCOOHとして) | 0.001%以下 | |
| 過酸化物 (H2O2として) | 5ppm以下 | |
| 吸光度 | 210 nm 0.70以下 220 nm 0.30以下 230 nm 0.15以下 240 nm 0.07以下 254 nm 0.02以下 260 nm~ 0.01以下 |
|
| PFAS試験適合性 | PFOS | 3 ng/L以下 |
| PFOA | 3 ng/L以下 | |
| PFHxS | 3 ng/L以下 | |

ISO21675:2019 固相カラム前処理方法

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