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環状エーテル溶媒

従来のエーテル系溶剤(ジエチルエーテルやTHF等)は、今日でも多くの実験室で使用されていますが、より安全で環境に優しい溶媒へ置き換えることが望まれております。
本製品は、多くの有機合成反応の溶剤として機能し、従来のエーテル系溶剤の代替として使用できるため、グリーンケミストリーの観点からも有用な溶剤となっております。

製品一覧

製品のご購入に当たっては、「試薬のご購入とご使用に際して」をご参照ください。

特徴

◆ THFと同等の溶解性   ◆ THFより沸点が高い
有機物、無機塩に対してTHFと同等の溶解性があり、多様な用途への展開が可能   反応条件の選択範囲が広がる
◆ 過酸化物が生成しにくい   ◆ 水との分離性が高い
溶媒の再利用に有利   プロセスの簡略化と廃水負荷の低減

従来のエーテル系溶剤との基本物性比較表

  MTHP 2MTHF CPME THF Et2O Dioxane
構造式
沸点 [℃] 105 78 106 66 34.6 101
融点 [℃] -92 -57 <-140 -108.5 -116.2 11.8
密度 [g/ml] (20℃) 0.86 0.86 0.86 0.89 0.71 1.03
引火点 [℃] 6.5 -12 -1 -17.2 -45 12.2
発火点 [℃] 222 270 180 321.1 160 180
水への溶解度 [g/L] 19.2 150 11 69
爆発限界 [vol%] 下限 1.1 1.5 1.1 2.3 1.9 1.97
爆発限界 [vol%] 上限 9.9 8.9 9.9 11.8 36 22.5

製品パンフレット

新規環状エーテル系溶剤pdf

 



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