PyroGene™ rFC(エンドポイント蛍光法)

エンドポイント蛍光法は、リコンビナントC因子(rFC)が蛍光性基質を酵素的に切断し、生成された蛍光物質を測定する新しいエンドトキシン測定法です。
欧州薬局方(Chapter 2.6.32)では、本蛍光法がエンドトキシン代替試験法として正式に認められております。2025年には、米国薬局方(Chapter 86)にも収載されました。また、第十八改正日本薬局方では参考情報として掲載されています。
「PyroGene™ rFC(パイロジーン rFC)」試薬は、励起波長380 nm、発光波長440 nmの条件で、蛍光マイクロプレートリーダーを用いて測定します。エンドトキシン存在下では活性化されたrFCが蛍光性基質を切断し、溶液は蛍光を発します。検出方法は、rFC試薬を加えた直後の蛍光度を測定し、続いて37℃でインキュベーション後に再度蛍光度を測定します。この蛍光強度の増加量はエンドトキシン濃度に比例します。
特長
- カブトガニを使用しない
リコンビナントタンパク質(組み換えタンパク質)を用いたLAL試験法の代替試験法 - エンドトキシン特異的試験法
リコンビナントC因子(rFC)のみを用いた1ステップの反応系であるため、真菌由来グルカンの影響の抑制が可能
原理
従来のカブトガニ由来のエンドトキシン検出試薬(LAL)は、エンドトキシンと反応するファクターC(FC)が活性化されたのち、ファクターB、ゲル化酵素、検出基質(比濁法:Coagulinによる濁度の生成、比色法:生成物の黄色発色)の活性化が連続的に発生します。一方、エンドトキシン以外の真菌由来のグルカンやカブトガニの免疫系に影響を与える阻害・促進効果の影響の考慮が必要です。
「パイロジーン rFC」試薬は、従来法の反応カスケードに含まれるファクターC(FC)を、リコンビナント技術により産生したカブトガニ由来のC因子(rFC)に置き換えた試験法であり、rFCと検出基質のみから構成されています。これにより、反応カスケードの1ステップを利用するため、従来のLALエンドトキシン試験で問題となる、真菌由来のグルカンによる反応カスケードの阻害や促進といった影響を受けにくくなります。その結果、エンドトキシン(リポポリサッカライドLPS)のみを特異的に検出することが可能であり、高い特異性を有するエンドトキシン試験法となっています。
製品情報
| 製品番号 | 製品名 / Kit構成 | 包装 | 詳細 |
|---|---|---|---|
| 49967-26 | パイロジーン rFC 192テスト(CSEツキ) | 192テスト | ![]() |
| ・rFC酵素溶液96テスト/本:2本 ・蛍光性基質:2本 ・エンドトキシン試験用水(30 ml):2本 ・ CSE:2本 |
★他メーカーの商品に関するライセンス・パテントについては、各メーカーにご確認ください。
・「法律」,「SDS」,「在庫」など詳細情報は、[Cica-Webで確認]ボタンをクリックいただきご確認いただけます。
・試薬のご購入とご使用に際して
関連製品
器具・装置
■ 消耗品
■ 装置
| 製品番号 | 製品名 | メーカーコード | 包装 | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
| 49967-27 | Nebula® Multimode リーダー | 25-375S | 1台 | ![]() |
| ー | PyroWave™ XM 蛍光リーダー | 25-345S | 1台 |
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