ペプチグロース社 成長因子代替ペプチド

Wnt3a代替ペプチド(#PG-008)

Wnt3aは、Frizzled受容体とLRP5/6受容体に結合することでWnt/β-カテニン経路を活性化するリガンドであり、β-カテニンによる遺伝子発現の調節を介して、様々な種類の細胞の増殖、分化、および生存を制御します。Wnt3a代替ペプチドとは2種類の環状ペプチドのヘテロダイマーで構成され、Frizzled受容体とLRP5/6受容体に対する選択的な結合性を有します。Wnt3aと同様にWnt/β-カテニン経路に対するアゴニスト活性を示します。

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HEK293細胞におけるTCF-LEFレポーターアッセイ(ルシフェラーゼ)の結果、Wnt3a代替ペプチド(#PG-008)は、リコンビナントWnt3aよりも優れたアゴニスト活性を示しました。また、 iPS細胞の胚体内胚葉への分化誘導効率を確認したところ、PG-008は1 nMという低濃度条件で、低分子化合物CHIR99021を3 μM使用した場合と同等の分化誘導効率を示しました。

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製品一覧
製品名 メーカー
コード
分子量 保管
条件
包装
(※リコンビナントタンパク質での相当容量)
製品番号 詳細
Wnt3a代替ペプチド PG-008  5099.63 冷凍
-20℃
以下
10 µg
(※約500 µg分)
49034-11
100 µg
(※約5 mg分)
49034-12
1 mg
(※約50 mg分)
- ご照会

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