PSS社製自動核酸精製・解析装置ジーンリード　エイト｜生化学関連装置｜ライフサイエンス

PSS社製自動核酸精製・解析装置ジーンリード　エイト

注意！ご利用になる前に必ずお読みください。
本ページの情報は、日本国内の医療関係者の方を対象とした情報提供を目的としたものであり、当社で取り扱う医療用具・医療機器に関する情報を含む場合があります。日本国外並びに一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。

核酸抽出からリアルタイムPCRまでを完全自動化

サンプル・消耗品・試薬をセットし、「Magtration®」による核酸抽出、抽出した核酸の増幅および検出までの一連の処理を自動化いたします。

一般医療機器/ 特定保守管理医療機器
製造販売届出番号: 12B3X00033000006

特長

核酸抽出からリアルタイムPCRまでを3 ステップで完全自動化。
　・試薬情報の入力 → 試薬の架設 → サンプル架設
ジーンリード　エイト専用PCR試薬（Validation済み）も利用が可能。
コンタミネーション防止機能。
　・1サンプル専用レーン方式 / UVランプ / HEPAフィルター
8種の異なるPCRサイクルを同時に実施可能。
最大6色のマルチプレックス蛍光検出。
核酸抽出試薬「MagDEA Dx SV」との組み合わせで様々な検体種に対応可能。
抽出した核酸は回収が可能。
約120分で核酸抽出からリアルタイムPCR解析までが可能。
（反応時間はPCR試薬により異なります）
3つの動作モードが選択可能。
　　①核酸抽出のみ、②リアルタイムPCRのみ、③核酸抽出とリアルタイムPCR

ワークフロー

ジーンリード　エイトではお客様のニーズや状況に合わせ、3つの動作モードの中から最適なワークフローをお選びいただけます。

操作手順（試薬・消耗品のセット）

ジーンリード　エイト　概略仕様（装置本体）

製造販売届出番号：12B3X00033000006
一般的名称	遺伝子解析装置 (JMDN コード: 70192000)
装置形状	ベンチトップ型
寸法	約W35×D70×H77 cm
装置重量	約80㎏
検体架設数	1～8検体（バッチ処理）
処理時間	90～120分（＊項目による）
温度制御機能	PCRユニット：40～98℃（8検体独立温度制御）核酸抽出ユニット（ヒートブロック）：65～80℃
抽出サンプル液量	200 μL / 400 μL / 1000 μL
溶出液量	50 μL / 100 μL / 200 μL
PCR反応液量	20～50 uL
検出系	6色蛍光検出
電源電圧	AC100～120 V±10 ％、AC200～240 V±10 ％
周波数	50 / 60 Hz
最大消費電力	400 VA

核酸抽出用プレパック試薬 - MagDEA® Dxシリーズ

MagDEA® Dx は PSS の全自動システム向けに新たに開発された核酸抽出試薬です。抽出試薬は磁性粒子を含む核酸（DNA/RNA）の抽出に必要なすべての試薬がカートリッジに封入されており、PSSのシステムと組み合わせることで、実験者の手を煩わせることなく簡単に高品質な核酸を調製することが可能です。

製品名	MagDEA Dx SV	MagDEA Dx MV Ⅱ
ターゲット	トータル核酸（ウイルスDNA/RNA, ゲノムDNA)	ウイルス核酸（DNA/RNA)	cfDNA（cell free DNA / 血中循環DNA）
サンプル種 ※1	ヒト血清、またはEDTA、クエン酸を含む血漿、咽頭拭い液、鼻腔拭い液、尿、脳脊髄液、喀痰、便、EDTA、クエン酸を含むヒト全血	ヒトの血清、EDTAまたはクエン酸を含む血漿、咽頭拭い液、鼻腔拭い液、尿、唾液	ヒトの血清、EDTAまたはクエン酸を含む血漿、尿、唾液
サンプル液量	200 / 400 μL	1 mL
溶出液量	50 / 100 / 200 μL	50 / 100 / 200 μL
抽出時間	約25 ～ 40分	約55分間（magLEAD使用時）