CSR経営の推進

関東化学では、全社横断的なCSR推進組織において策定されたCSR活動テーマについて、全社一丸となってPDCAサイクルを回すことにより、CSR経営の着実な推進を図っています。

企業行動規範

我々は、科学の進歩を支える化学薬品メーカーとして、最上の品性と、最高の権威と、最大の努力をもって業界の先駆者たる誇りを持ち、常にこの規範を守り行動する。

1.社会的責任の自覚

企業の社会的責任を果たさなければ、当社の持続的発展はあり得ないことを自覚し、責任をもって行動する。

2.コンプライアンスの徹底

関連法規の順守は必要最低限の責務である。常に順法精神に磨きをかけ、法令がなくともその影響が危惧される場合は、必要な自主規制により適切な管理を行う。

3.信頼される製品の安定供給

当社の根源的な存在意義である「信頼される製品の安定供給」を継続することにより、科学技術の進歩や経済の発展に貢献する。

4.環境保全活動の推進

環境保全への取り組みは、地球市民として当然のことである。地球といつまでも共存できる化学会社であるために、自分たちが今できることを確実に実施する。

5.保安防災の徹底

地域住民や従業員の安全確保、化学物質による環境汚染の防止を図るため、全社員が一丸となって保安防災の徹底を図る。

6.化学物質の悪用防止

国内外の平和と安全維持のため、化学物質の盗難防止を徹底し、悪用の恐れのある者には販売・輸出を行わない。

7.公正な取引の推進

カルテルや談合などの違法行為は断じて行わず、公正で自由な競争にもとづく取引を行う。すべての顧客と購買先に誠実な対応を心がける。

8.働きやすい職場作り

公平な人事制度のもと、人種・性別・宗教などによるあらゆる不当な差別を排除する。基本的人権を尊重し、人材の育成に努め、明るく健全な職場環境を実現する。

9.地域社会との交流

良き企業市民として、地域社会との交流、ボランティア活動・社会貢献活動への積極的な参加を通し、社会に愛される企業を目指す。

10.情報開示

透明性の高い情報公開により、当社をとりまく関係者と真摯にコミュニケーションを行う。いかなるときも不利となる情報の隠蔽を行わない。

CSR方針

関東化学は、事業活動を通じ、可能性に満ちた未来に向け、
豊かな社会づくりに貢献していくことを目指します。

当社は、化学薬品の供給を通じて、科学技術の進歩・産業の発展・人々の健康維持などに寄与しています。このことは、当社の存在意義であり、最大の責務であると認識しています。
また、事業活動を行う上でコンプライアンスの徹底を図ることは当然のことであるとともに、化学会社として人の健康や環境の保護に注力することが重要であると考えています。
これらの達成のためには、創造性や革新性に満ちた人材の育成が必要です。
このため当社は、次の3つの活動方針を定め、これらの方針にもとづくCSR活動について積極的にステークホルダーとのコミュニケーションを図ります。

1.信頼される製品の安定供給を通じて、豊かな社会づくりに貢献します

わたしたちは、創造的・革新的な技術開発を続け、これからも常に信頼される確かな品質の製品を安定供給し、豊かな社会づくりに貢献します。

2.持続可能な社会の実現に向けて、化学会社としての責務を果たします

わたしたちは、環境と調和した持続可能な社会の実現に向けて、環境負荷の低減を図るとともに、化学物質による環境汚染や悪用の防止を徹底し、化学会社としての責務を果たします。

3.仕事と生活の調和の実現により、笑顔で仕事ができる環境づくりを行います

わたしたちは、個人の創造性や革新性が発揮できるように、多様な個性と人権を尊重し、仕事と生活の調和の実現により、すべての社員が気持ち豊かに、明るく笑顔で仕事ができる環境づくりを行います。

以上

CSR推進体制

CSR委員会
CSR委員会

当社は、自らの経営理念にもとづき、利益を追求するだけではなく当社を取り巻くステークホルダーと積極的な交流を図りながら事業活動の実施に努め、社会の健全な発展に寄与することが重要であると考えています。
CSR活動を推進するための全社横断的な組織として、各事業部・支店および関連会社の幹部により構成された「CSR委員会」を2005年に発足させ、また、下部組織として業務区分ごとに分科会を設置しました。委員会で策定された全社CSR戦略にもとづき、各分科会が年度ごとに目標・計画を策定して取り組みを進め、委員会が進捗状況を定期的にモニタリングしています。
いままで以上にステークホルダーからのご意見やご要望に耳を傾け、委員会と分科会が連携を図りながら、全社一丸となってPDCAサイクルを確実に回すことにより、CSR活動の継続的改善を図っていきます。

CSR推進体制

組織図

CSR委員会と分科会の関係

CSR委員会

CSR委員会の役割(成果責任)

  • 全社CSR戦略・施設の策定
  • 全社CSR推進体制の構築
各分科会

各分科会の役割(実行責任)

  • 各分科会のCSR推進体制の整備
  • 各分科会のCSR活動の展開

主なCSR活動テーマ

化学薬品の製造会社であるという当社の事業の特色を踏まえ、「何を行えば、どれだけ社会に対して貢献できるのか」、「どんなことを起こしてしまうと、どれだけの悪影響をステークホルダーに与えてしまうのか」という観点からCSR経営において取り組むべきテーマを社内で検討し、次の5項目を主なテーマとして活動してきました。

① コンプライアンスの徹底
② 信頼される製品の安定供給
③ 化学物質による環境汚染の防止(保安防災の徹底)
④ 化学物質の悪用防止
⑤ 環境負荷の低減

「信頼される製品の安定供給」については、当社の存在意義そのものであるため、各種品質マネジメントシステムを積極的に取り入れ品質保証体制の強化を図るとともに、災害や事故等に備えてBCP※にも積極的に取り組んでいます。また、化学物質の漏洩事故などによる環境汚染や化学物質を悪用した事件は、社会に対して非常に大きな悪影響を与えてしまうため、これらを防止するための活動にも力を入れています。
※ 事業継続計画 詳細はこちらをご参照ください。

ステークホルダーとの関係

ステークホルダーとは、事業活動によって影響を受ける個人や団体を意味します。当社を取り巻くステークホルダーとのより良い関係の構築を通じ、CSR経営の着実な推進を図っていきます。

当社とステークホルダー

従業員とその家族

働きがいのある明るく健全な職場環境づくりを進めます。

地域社会

良き企業市民として、社会に愛され
信頼される企業を目指します。

取引先

共に発展できるよう
互恵関係の強化を図っていきます。

行政

連携を図りながら、安全で安心な社会の構築に協力していきます。

株主

透明性のある経営に努め、
期待に応えるよう努力します。

お客様

安心して製品をご購入いただける
ように努めます。